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NHK平清盛11回目 [NHK平清盛]

 ヒロイン達の巻。

 ここのところ恒例となっている今日の義朝のコーナー。義朝、やりたい放題やってます。まぁここまでの苦労が実ったっていうことなんですが。毎回出てくる源氏の家来シリーズは、今回は波多野義通。誰それ?なんで梶原氏とかじゃないんだ?とか思ってたら朝長の母が波多野一族だったんですね。義平の説明も出てきました。この辺は現代人には分かりにくいということで省略するかも…と思っていたんですが、しっかり出てきましたね。

 頼朝「母は一途で報われぬ女…」

 あら?ひょっとして頼朝、マザコンで父親嫌いとかの設定になってたりして…。この分で行くと、平治物語の義平の名シーンとか出てくるかもしれませんね。為朝はどうするかなぁ。

 崇徳帝がはめられた話は多分通説ですね。璋子は今回で退場かな?本当は惹かれ合ってた二人なのについに別れ別れになってしまいました…という感じでしたが、有能な秘書の堀川局がちょっとだけ余計なことをしたような感じがしないでもない。清盛も清盛で崇徳帝に対して「俺もあんたと同じ境遇なんだよ!でもこうして頑張ってるじゃないか!」と正論だけど効果の無さそうなことをいってます。この辺まだ若いということなんでしょうか。

 重盛と基盛が時子の膝で寝ていたのは次回への伏線ですね、多分。そう言えば重盛は誰がやるんだろう?父親となった清盛と義朝のこどもの育て方の対比なんかがあるかもしれない。あと、リアルな映像の路線の今回の大河だと、高階明子の病死のシーンでぼろぼろのメイクとか来るかもと思ったけど、さすがにそれは無かった。「うわっ」て引くほどの状態になった明子を清盛が抱き上げたりしたらそれはそれで名シーンになるかもと思ったけど、まぁ8時台の番組だしねぇ。

 人を愛することの罪深さ…って清盛何とかしろ、何これ、暴れすぎ。一生懸命読経してくれてるお坊さんは殴るし…って思いながら見てたら、それを見た忠盛が「もののけの血」を感じ取るという設定でしたか。

 次回、いよいよ平時忠登場。義朝も帰ってくるようだが…。



NHK平清盛10回目 [NHK平清盛]

NHK平清盛10回目

 佐藤義清(西行)の巻。後に西行が鎌倉を訪れた時、伝説の男が来ていると聞いた頼朝が大喜びで会いに行くわけですが、その伝説の男っぷりがどのように描かれているかを楽しみに見ました。

 前回、義清の舌先三寸に丸め込まれ、うっかり関係を持ってしまった璋子様、なんだかウキウキしています。歌なんか口ずさんじゃったりして…。予告ではここに頼長が絡んでくる話になっていたので、この後どういう展開になるか…。

 お手紙もらっていそいそと忍んで行った義清、でもそれは堀川局のはかりごとでした。

 「ちょっとあんた何してくれてんのよ!」

 怒られます。

 しかし堀川局、ジェラシーが混じり込んでないか?お話の中では、堀川局は璋子は何も分からないままそっとしておく方が良かったという意見ですが、義清は自信満々です。

 「やっぱり本当の愛ってもんを知らないとね!」

 一方得子。自分が産んだ子を次の帝にと望みますが、鳥羽院の方は得子に救ってもらったくせに、復活したとたんに冷たいです。やっぱり璋子の方が好きなんですね(あの水仙の話、ここまで引っ張るとは思いませんでした)。得子は対抗するために関白忠通に近づきます。ようやく藤原一門分裂の伏線が…。

 今のところ頼長と信西は仲良しです。博学な政治改革派としてお互いを尊重し合っているみたいです。

 さて、自信満々の義清ですが、璋子に

 「もうお目にかかれません。」

 と言われてぶち切れます。この人、いい男過ぎて、これまで女に振られたことが無かったんでしょうか。

 「璋子様は本当の愛をご存じないと思っていたが、知らなかったのは俺の方だった…。」

 とか言ってますが、手に入らないものは余計に欲しくなるの法則がそのまま当てはまっているような…。あー、でもあれかな?これまで何でも思い通りになってたスーパーマンが初めて自分の思い通りにならない物が出てきて、初めて自分の望み通りにならない人達の気持ちが分かったってことだろうか?もっと下世話な言い方をするなら、これまで女に振られたことが無かった奴が振られて初めて持てない男の気持ちが分かったという…。そのおかげでこれまで見えなかったものが見えてきたという…。

 「こういう時って、人を殺してでも奪い取りたいっていう気持ちになるよなぁ。そうか、上皇様も…。」

 そういうことでしょうか?もしそうなら、

 「浅いぞ!義清!!」

 そんなことだから清盛に殴られるんです。でも清盛は尊敬するこの「何でも出来る男」のためにあれこれ動き回ります。

 一方、璋子が襲われたと聞いて、慌てて飛んでいく鳥羽上皇ですが、忠臣・堀川局に一蹴されます。璋子の心がおかしかった時には、得子の方に逃げていったくせに、まともになったとたんにやって来た上皇が許せないんでしょうか。でも水仙の花を通して和解できそうだった二人の仲をぶち壊しにしてしまったようです。

 鳥羽「璋子なんてもうどおでもいいんだぁぁぁっ」

 頼長「あんたのプライベートを司法の場に持ち込むんじゃねぇぇぇぇぇっ!」

 そして義清がこどもを蹴るシーン。あれやるのかなぁと思いながら見てたんですが、出てきた子役の子がかわいらしいのでちょっとはらはらしました。結局ありましたね。どーなんですかねー。清盛が「心の中で妻と子に詫びろ」って言ったのがかえって裏目に出たということですかねぇ。黙っていれば分からないことですが、そういうばれなきゃいいっていう態度をとりたくなかったのかも。だから自分からこどもを蹴って敢えて嫌われようとした?それともこどもの言った桜が「美しい」のセリフが引き金か?「美しい」から璋子様を連想してしまった?うーん、ただの暴力親父じゃないっていう説明が難しいんだが。やはり、出家を決意したその瞬間っていうことなんだろうか。自分の心に敢えて踏ん切りをつけるためにこどもを蹴ったという…。に、しても義清の奥さんはこの大騒動気づいていないんでしょうかね。宿神の「女でござりましょう。」の方が怖くて良かったけど。

 この大河の最後に銀の猫、あるかなぁ。

 あともう一点、今日の義朝。上総介広常と覚しき人がちらっと出てきたんだけど、名前が「広常」となってなかったような…。これを確認するだけのためにもう一度ビデオを見るってのも何だし、そのままなんだけど。



NHK平清盛9回目 [NHK平清盛]

 後白河登場の回。「通憲(信西)の申すとおりじゃ…。博打など損をするように出来ておる。」とかいう中々意味深なセリフもありましたが、その前に…。

 三浦義明きたぁぁぁっ。NHKサービスしすぎ!いやー、今から頼朝旗揚げの回が楽しみですなっ。これで義朝チームも鎌田正清&三浦義明で清盛チームの家貞(中村梅雀)&盛国(上川隆也)に対抗できるってもんです。

 一方、弟の家盛の方は今回から対立が始まるのかなぁと予想してましたが、意外と仲良しです。

 さて、新登場の後白河。どういう設定なのかなぁと思いながら見てると、鬱屈したものを抱えたわがまま王子というところですか。ちょっぴり人生の先輩になった清盛から説教されてます。

 皇子(後の近衛天皇)誕生の祝いの席で得子が醜態。清廉潔癖な頼長はこれを軽蔑して帰ってしまいます。藤原家も弱り目のはずですが、若い鳥羽上皇に対しては、忠実も強気の嫌み。ところで、藤原一族の方はいつ仲が悪くなるんだろう…。

 一方王家、歴史は繰り返す、というのとはちょっと違いますかね。白河vs鳥羽は絶対権力者対純真な若者という感じだったのが、鳥羽vs崇徳は傷ついたおじさん対孤独な若者ということで義清(西行)も待賢門院(璋子)がどうこうというより、孤独な崇徳帝に対する忠誠心と憐憫の情がない交ぜになって崇徳びいきになったところから璋子に関心を持つようになったということですね。堀川の局とも先に出来ちゃってたという今回の設定、これについてはなかなか説得力があるように思いました。しかしキャラクターとしては、どうにかならんのかこの女好き。

 そして璋子。これまではどういう設定なのかいまいち測りかねながら見てたんですが、今回ようやくはっきりしました。白河法皇と禁断の恋じゃねぇじゃん、これ。要するに白河が幼女を騙しましたっていう設定なんじゃないかと思ったんですけど。
 そのせいで恋愛感情というものが理解できない璋子、泣き出してしまいます。

 そこへ真・女たらし、義清登場。「ふふふ。私めが本当の恋愛というものを教えて差し上げましょう。」西行、何やってんだぁぁぁあって、まぁ知ってたけどっ!

 ということで、次回。頼長、義清に絡むのか…!?



Windows 7 sp1とロータスアプローチ(不具合情報) [パソコン・インターネット(2011-)]

 備忘録。

 今日、Windows 7のパソコンでアプローチを使っていて突然落ちたのでちょっと焦った。

 マクロの定義で「開く」の時に「開くファイルを指定して自動実行」すると落ちる。互換性の設定は関係なし。

 Vistaを導入した時に何か不具合があったんだけど、まぁいいやと思ってメモしなかったので忘れてた。か、7特有の事情かその辺はよくわからないが。

 大して困らないというのもある。ファイル名をコピーして貼り付けるだけだし。



NHK平清盛8回目 [NHK平清盛]

 清盛にも、義朝にも、そして家盛にも春が来たのか…?

 悪左府頼長登場の回。さわやか頼長の線もあるかなぁ…と思いながら見てたんですが、しっかり強敵の頼長として登場してきました。格好いい敵役(三国志の曹操とかガンダムのシャアとか)が居るとストーリーに面白さが増すので、是非そっちの方向で行って欲しいですね。他方、弟の家盛の方もこれまでは仲良し兄弟といった感じでしたが、どうもこの回から清盛の競争相手に変わりそうな感じです。冒頭の春はその伏線とは…。やはり一回戦vs家盛、準々決勝vs頼長、準決勝vs義朝、決勝vs後白河、となるのか?

 あと、由良御前がかわいかったですね。



NHK平清盛7回目 [NHK平清盛]

 今回はオープニングの前にさらに説明が…。まー確かに最初から登場人物がたくさん出てきてますが、深田恭子と加藤あいと田中麗奈の区別がつかない人もいないと思うので、この辺は説明しなくても分かるんじゃないかと思いますが…。

 Boy Meets Girlの回。いやー、いいですなー、こういう話はいくつになっても。

 一方、宗子の方には従兄弟の家成がやってきて色々と清盛の結婚相手を世話してやると言ってます。そう言えばこの人、濃姫をやった時も従兄弟の光秀と…は、置いておいて、Boy Meets Girlの回ですから、そんな大人の事情は関係なく、無事清盛と高階明子は結ばれたのでした。ちゃんちゃん。

 でもせっかくのいい話を断らないといけなくなった宗子は不満そうです。前回せっかく分かり合えた忠正ですが、こっちもあーあもったいないって顔してます。しかも忠盛は「遊びをせんとやー」とか歌ってます。

 宗子「(ちょっとそれ、あの女の歌じゃないの…。ひょっとしてあんた、まさか…。)」

 と思ったような、思わなかったようなところで次回。



NHK平清盛6回目 [NHK平清盛]

 前回と打って変わって今回のオープニングはシリアスでした。

 清盛のこぎ出すシーンは「アメリカの夜」でしたね。こういったシーンはCGで何とかならんのですかね。ロケで撮ると難しいのでしょうか。

 熱田大宮司家来ました!義朝と由良御前の第一印象は最悪…っていうかこの辺はオーソドックスな出会いの話ですね。

 ところで西行、堀川局といったい何を…。女たらしなのか?ただの女たらしという設定なのか!?これは斬新かも。しかし、璋子の心ねぇ。璋子の心…。うーむ。

 一方所変わって清盛・信西の凸凹コンビ。西行のシーンの後だけに二人の硬派ぶりが際立ちます。

 まぁ清盛はあっさりとっ捕まるんですが、今回の救出、戦闘シーンも舞台っぽい感じがしました。清盛の自分語りとか。

 それにしても、清盛と忠正、あっさり分かり合っちゃいましたねー。最後まで仲悪いまま行くかとも思ってたんですが。

 そして凱旋、最後にちょこっとだけ時子が出てきました。ライバルの由良御前を今日出したのでバランスをとったんですかね。ということで次回。




NHK平清盛5回目 [NHK平清盛]

 撮りだめしていたやつを見た。

 「三と四は他所におる故…。」宗子(池禅尼)、すっかり上流家庭の正妻が板についてます。主題歌の前に毎回入るこうした寸劇ってアメリカドラマの影響でしょうかね?今回のは面白くて良かったです。赤ん坊を抱き上げた清盛がまた一つ成長した感じで、1回目の忠盛とシンクロした感じでもありました。

 西行から見たら清盛と義朝は友達だって言ってましたね。そういう設定なのか。けんかするほど仲が良いという?

 藤原家成が意外と存在感。この前忠盛が酒をぶっかけられた時も「もうよろしいでしょう!」とか怒ってましたしね。

 そこへ信西登場。普通に頭の切れる学者。だが、学者としての名声が高いだけに、「学者なんかに政治が分かるか!」みたいな馬鹿にされ方。まぁこの辺は普通のイメージかな。権力欲みたいなのがさっぱり感じられないあたりが通説的な信西とは違うような気がするけど。

 璋子、金麦のイメージしかなかったけど、意外とやる。変な育てられ方をしたせいで、考え方が壊れているということかな?そして鳥羽上皇、美福門院との出会い。やろうと思えば、もっとこども向けな表現も出来たような気がしますけど、ストレートな表現方法でしたね。今回は前回と違い、大人向けの大河ということなんでしょうか。

 天皇家チームは当たりな感じがしますね。鳥羽上皇とか璋子とかすごく雰囲気が良く出ていると思います。

 置いてけぼりの家盛と宗子の会話。家盛にはどうしても他の女が産んだ子の居る忠盛と結婚した宗子の気持ちが分からないようです。若いですねー。ここまで見てきた感じでは、忠盛と宗子の視点からすれば普通に身寄りのない子を育てている感覚じゃぁないかと思うんですが、家盛からすれば、白河法皇の子という説明をされれば、そっちの印象が強すぎて、そういう風にとれなかったんじゃないかと思いました。まぁ周囲の目もそうですしね。

 鎌田正清登場。そして義朝、関東へ。当分出てこないのかな、と思っていたら、予告で由良御前に「何じゃ源氏かー。」と言われてましたね。こっちはこっちで次回以降関東での活躍を描くのかな。ところで義平の母は出さんのだろうか…。

 忠正、いくらドラマとはいえ、そこまで言うか…っていうところで、ちょうどいいタイミングで信西が出てきます。信西の登場シーンは、今回も舞台みたい。「何でもよーい。」のかけ声で登場してきます。

 なんだか最後に出てきた海賊船がやたらでかいんですが…。これ、ホントに勝てんのか!?というところで次回。


最近のソフトウェアについてメモ [パソコン・インターネット(2011-)]

 先週、突然ジャストシステムからJUSTインターネットセキュリティなるソフトが発表されましたね。無料だし、まさかカスペルスキーじゃないよね。と思ってたんですが、スラドの情報によると、アンチウィルスのエンジンは江民科技が作っているらしいです。

 ジャストシステムと言えば、Unit Baseに期待してたんですけど、どうやらロータスアプローチとか(アクセスとか桐とかファイルメーカーとか)そういった類いのソフトとは毛色が違うようです。ブラウザで動くフォームが簡単に作れて付属のクエリーツールでSQLもばっちり!ならアンドロイドで動くデーターベースソフトが簡単に作れるかも…とか同社製のラベルマイティとか楽々はがきとかと連携できればそれがレポートの役割を果たしてくれるし…とか期待してたんですが、どうも企業相手に保守費用とかでどかんと儲けようということなのか一般向けでは無さそうですね。

 Windows Defender Offlineが正式版になったら使おうと思ってたんですが、その場合、アンチウィルスエンジンがMSEと同じなので、常用するアンチウィルスソフトは別のにした方がいいだろうなぁと考えておりました。アフィリエイトもやってるので、スーパーセキュリティZEROかなぁ、Windows 8が出たら検討するか…と思ってたんですが、無料ならそっちの方がいいかも…ということですね。

 まー、Windows Defender Offlineに関してはAVG Rescue CDUbuntu Rescue Remixがあったら大丈夫かな?PC UNIXでファイルサーバーとかデーターベースのサーバーをやってるなら覚えることはそんなに多く無さそうだけど。

 あと、Corel。前書いたAfter Shot Proもいいけど、PDF Fusionが良さげに見えてきた。PDF→Wordの変換が出来そうなんですよね、これ。KindleのWord変換機能が良さそうなので、Sony ReaderがEPUB3に対応しないならKindleにしようかな…。一番良さそうなのが製造中止になってるし。

 ついでに。ソフトウェアじゃないけど、春モデルで良さそうなやつをピックアップ。HPのdm4-3000。スイッチャブルグラフィックでSSDとHDDのハイブリッド。友達でパソコンほしがる奴ってだいたいこの大きさのを欲しがるので聞かれたらこれ一押しで。






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「一般意志2.0」は橋下市長の役には立たないと思う [経済・政治・国際]

 いやー、これ(「分布の状態を調べる上でランダムサンプリングであることほど重要なことはねぇんだよ」)、何言ってるか分からん人多いんじゃ無いですかねぇ。リンク先のwhat_a_dudeさんのBlog、面白いことが書いてあるのでちょくちょく見に行ってるんですが、せっかくの投稿も意味分からない人たくさん居るんじゃ台無しだと思ったので、大きなお世話ですが、勝手に補足させてもらいます。what_a_dudeさんの投稿自体は、こちらの記事に対する反論ですね。要するにtwitterとかニコニコ動画で(まぁFacebookでもmixiでも何でもいいんでしょうが)たくさんの意見を上手くコンピューターを使って集約すれば、現在の民意を上手くくみ取れるんじゃ無いかという意見に対する反論です。

 さて、よく、アンケート調査なんかで、サンプル数が数百程度で人口1億人以上の日本人の何が分かるのかという人がいますが、あれ、母集団がいくら大きくなっても信頼性は変わらないんですね。無論、サンプル数は多ければ多いほど信頼性は高くなりますが、意外と少ないサンプルでもそこそこの信頼性のあるデーターは取り出せます。

 具体例を挙げます。今、あるテレビ番組の視聴率が40%だったとしましょう。一人の人にこの番組を見たかどうかを聞いた場合、答えは見たか見てないだけですから、視聴率は100%と出るか、0%と出るかですが、100%と出る確率が40%、0パーセントと出る確率が60%となります。では、二人に聞いた場合はどうでしょう?視聴率が100%と出る確率は16%(0.4×2)、0%と出る確率は36%(0.6×2)、50%と出る確率は48%(上記の2パターン以外。改めて計算するなら(0.4×0.6)×2。)です。

 これが五人に聞いた場合だと、100%という結果が出る確率は約1%、80%という結果が出る確率は約7.7%、60パーセントという結果が出る確率は約23%、40%という結果が出る確率は35%、20パーセントという結果が出る確率は約26%、0%という結果が出る確率は約7.8%となります。正しい答えが出る確率は35%となりました。

 これが200人だとどういうことになるかというと、だいたい80%の確率で35から44%という結果が出ます。800人だと80%の確率で38から42%という結果が出てきます。つまり800人から回答を得られれば80%の確率で誤差2%の結論を出せるというわけです(実際の視聴率が30%だったり50%だったりすることによって微妙に確率は変わりますが)。そして、この確率は母集団がどれほど大きくなろうと変わりません。200人を800人に増やしても誤差が4%程度から2%になっただけです。そしてこれを3000人に増やしたところで、誤差が0%になることはありません。つまり800人を対象にして調査した時の数倍のコストをかけても大してデーターの信頼性は高くならないということです。

 ところで、最初の例で一人に聞いた場合、100%という結果が出る確率は40%と書きましたが、これには重大な前提条件があります。そのひとりが完全にランダムに選ばれたなら、ということです。つまり、ここで重要なのはサンプル数の大きさよりもむしろ、サンプルとして選ばれた人たちに偏りが無いかどうかということなのです。テレビの視聴率であれば、各世代からまんべんなく選ばれた200人からアンケートをとった場合と、10代の人間ばっかり800人集めてアンケートをとった場合とを比べれば、前者の方が信頼性が高いというのは分かるかと思います。つまり「ランダムサンプリングであることほど重要なことは」ないということになるわけです(この辺のことをもうちょっと書こうかと思ったんですが、今見たらwhat_a_dudeさんのBlogに追記がありました。私、統計の専門家じゃ無いので、興味のある方は是非そちらを見て下さい)。

 私の友達でもBlogをやってる人間は少数派ですし、twitterやFacebookのアカウントはとったけど、全然使っていないっていうのがたくさんいます。twitterから意見を拾ってくるにせよ、ニコニコ動画から意見を拾ってくるにせよ、とてもじゃないけど、それがランダムサンプリングとは言えないということは容易に想像がつくんじゃ無いかと思います。

 そこをコンピューターなら何とかしてくれるかも、というのはむしろ民主的では無かろうと思います。というのも、ちゃんとコンピューターでランダムサンプリングできるようなソフトを開発しましたよ、そのソースコードはこれですって提示されてもそのソースコードの意味分かる人何人いますかね?むしろ普通にアンケートをとってこのアンケートに回答してくれた人の年齢構成はこれこれです、性別の内訳はこれこれですって書いてもらうとか、このアンケートは新宿駅前で適当に人を捕まえて質問しましたーとか書いてくれた方が、そのデーターの信頼性をみんなが検証できていいじゃないですか。

 以前、新聞の記事でも同じような主張を見て、すごく違和感を感じた(よっぽど投稿して反論してやろうかと思った)のに、その時はその違和感を上手く説明できなかったんですが、「ランダムサンプリングであることほど重要なことはねぇんだよ」というのを見て、「おお、そう説明すれば良かったのかー」とすごくすっきりしたので、書いてみました。

 以上で説明した視聴率の例の中で出てくる80%の確率で2%程度の誤差っていうのを分析する手法が検定と呼ばれるもので、それについてもwhat_a_dudeさんがこちらで説明されています

 あと、私の周りにもサイコロを6回振って1が出る確率は100%だとか、サイコロ6回振っても1、2、3、4、5、6が各一回ずつ出るわけじゃないのに1が出る確率が6分の1というのはおかしいとかいう人がいるんですが、確率というのはそういうことではないです。その辺まで説明すると長くなりすぎるのではしょりましたが、意味分からんという人は図書館とか本屋さんで簡単な確率の本を見て下さい。確率というのは現実に起こっていることを人間の頭に分かるように説明する手段なのに、そもそも現実に起こっていること(実験結果)に反するような理論を言うわけないよねぇ…。



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