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清水vsあから、ネット上の意見を拾ってみました [将棋]

 急に寒くなりましたね。月曜の昼間は夏用のスーツを着ていても暑く感じるくらいだったのに、昨日は夜帰宅する時、冬用のスーツを着ていてもすごく寒く感じました。先日仕事帰りに本屋に寄ったら
 
マイコミ将棋BOOKS 神出鬼没!!窪田流3三角戦法 対居飛穴編

が置いてありました。ちょうど今回の清水vsあから戦と同じ、居飛車穴熊vs3三角戦法を解説した本ですから、あれこれ感想を書くならこの本を読んでからにすべきじゃないかなぁと思ったのですが、この土日も用事があったりしますので、そんなの待ってたらいつになるかわかりません。そこで、私程度の実力では恥ずかしい話なのですが、強そうな人のBlogの声を拾いつつ感想をまとめてみたいと思います。

 NHKニュースではあからの4手目(3三角)と36手目に注目が集まってましたが、

 まず、こちら。

 角交換振り飛車とか

 3三角戦法等の角交換振り飛車を専門に指されている方のBlogです。一昨年の清水女流王将が三冠奪回の一局で似たような展開があったことを指摘されています。他に昨年の羽生vs深浦戦にも類似局面があったことを指摘されています。こちらによると、あからの26手目、△4四角は「▲9八香(23手目)と▲3七桂(25手目)…この二手を吟味し、隙があると判断したのでしょう。多分。」とのこと。

 25手目を問題視するご意見は他にもあって、むしろ▲5七銀じゃなかったかとするBlogを見つけました。

 歯科棋士なおの戯言~将棋も結婚も我が人生~
 6ヶ月で将棋5段になる方法

 私はとにかく角の打ち込みが怖いので、自分の指している将棋でこの場面が出てきたら、△4四角には喜んで▲7七金とかしてしまいそうです。実戦では金ではなく、角を打って相手に交換させ、それを金で取る形で、29手目に▲7七金という展開でした。

 これ、馬を金ではなく、玉で取るのは駄目なんですかね?このあと4四角ならそこで▲6六歩。このタイミングなら、後手は既に角を使ってしまってますから、打ち込みを気にせず、右側の銀と金を前に出せます。他のたいていの手でも▲6六歩から穴熊を目指せばいいような気がします。でもそんなこと書いてあるBlog無いしなぁ…。

 むしろ注目されているのは31手目の▲5九金の方みたいです。将棋観戦記さんによると、

パッと見の私の意見としては、31手目の▲5九金が緩手だった可能性があるように思う(ただしプロ棋戦でも似たような例はあるとのこと)。32手目△4四角に対する▲4五歩も堂々としているようで危険だったか。


とのこと。同じ意見はこちらにもあって、

 「▲59金と慎重な手を指したが、▲99玉ではまずいのだろうか?」
とある作家の詰将棋
 

 とのこと。

 どうも世間の一般的な意見は「早く穴熊に囲ってしまわないと危ないよ!」ということらしいです。

 ただし、「歯科棋士なおの戯言」ではあからの32手目△4四角に疑問を投げかけられていますので、ここは見解の分かれるところかもしれません。

 そして、ニュースでも取り上げられていた36手目、△4五同桂を経て42手目△6一同金まで進むのですが、

 戦いが一段落した44手目の局面。手番は先手。駒割は▲金△桂(歩歩)で判断が難しいが、歩が関係ないとすれば先手だし歩切れの先手に対して二枚持っている後手を評価すれば後手。陣形はこれまた難しいが攻め駒との関係で後手のほうがやや安全だろうか。… コンピュータがこの桂金交換を許したということは、与えた金の運用先がないであろうこと、歩を二枚貰ったこと(厳密には金と歩歩桂の三枚替え)を高く評価したということなのかもしれない。人間だとこの金桂交換を避ける順から読むはずなので異感覚に映る。
将棋観戦記


 抽象的に、「金と歩歩桂の三枚替え」ってどう?って聞かれれば「展開によっては悪くない取引」って答えられますけど、確かにあの場面じゃ5三の地点に桂馬打たれて金の両取りが怖いように見えるので、人間ならまずそれを避けるように読みますか。でも冷静に考えれば5三桂打ちが激痛になる展開ってまだ玉がこの辺をうろうろしている時なんですよね。△5一金→△6一金なら美濃囲いが崩れないんですよね。

 この辺に何かなかったですかねぇ。
角交換振り飛車とか


 ▲33角は…どうか?
とある作家の詰将棋


 43手目がターニングポイントだったということですかねぇ。

 4Gamerの動画を見ていると、50手目あたりからは桂馬の猛攻を受けて「こりゃ駄目じゃ」という感じなのですが、62手目のところで、「あれ、これ、角を殺して左翼を突破できるんじゃ…。」という場面が出てくるんですね。でももう駄目、みたいです。

 将棋観戦記歯科棋士なおの戯言に64手目以降のあからの猛攻について分かり易い説明がありますので、興味のある方はどうぞ。

 ただし、こちらによると、

 A Successful Failure

 清水女流王将にとっては、その後の66手目、「△5七角だけが読み筋から外れた意外な一手であった」とのこと。それさえなければまだ粘れる手順が頭の中にあったのかもしれません。

 あと、当日の現地からのレポートを書いたブログはこちら↓

 品川将棋倶楽部

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清水VSあからリンク追加(悪七兵衛景清の今日の一言 2010-10-30 08:50)

 木曜日の夜に帰宅して、女流王将戦の結果を調べるため「女流王将」で検索したら清水vsあからの記事ばっかりが引っかかって困りました。その中に朝日新聞と毎日新聞の記事があったのでリンク。  朝日新聞  毎日新聞  朝日の記事の方は対局から数日経ってまとめられたものなので、対局を客観的に評…[続く]

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